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驚天動地
きょうてんどうち |
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作家
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作品
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正岡子規 |
【病牀六尺】
時は明治二十七年春三月の末でもあつたらうか、四カ月後には驚天動地の火花が朝鮮の
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太宰治 |
【右大臣実朝】
建保五、六年あたりから、あの悲しい承久元年にかけては、もうその訳のわからぬ不安の影が鎌倉中に充満して不快な悪臭みたいなものさへ感ぜられ、これは何か起らずにはすまぬ、驚天動地の大不祥事が起る、と御ところの人たちひとしく、口には言ひませぬけれども暗黙の裡にうなづき合つてゐたほどでございまして、
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北原白秋 |
【フレップ・トリップ】
「花嫁が来た。」一斉の咆哮、 驚天動地の大歓喜、世界の情慾。 それと見た幾千の |
坂口安吾 |
【ヨーロッパ的性格 ニッポン的性格】
これらのことを頭の中へ入れておきますと、ニッポンがその当時に於てヨーロッパの影響をはげしく受けまして、殊に精神的には驚天動地というような感動を受けた面がありましたのも、たゞ今申すとおりに、ヨーロッパでも
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中里介山 |
【大菩薩峠 白雲の巻】
そのうちに、たまり兼ねたか船頭が取鎮めかたがたなだめに行ったもののようです。ところがその結果はかえって石灰の中に水を入れたような結果になり――「まあ、なだめに行った船頭さんたちを相手に、また乱暴をはじめたようです、どう致しましょう」 「困ったことだ」 駒井は苦り切っている。お松はいても立ってもいられない心持。あちらの船室内の騒動はいよいよ驚天動地。 「ほんとうに、田山先生がいらっしゃるといいのですが……」 |
夢野久作 |
【超人鬚野博士】
吾輩の横に腰をかけていた一番若い、美しい、「するともするとも。キットお前達の註文通りに筋書を運んで見せるよ。実物を使って実際に脚色して行くという斬新奇抜、驚天動地の世界最初の実物創作だ。喜劇でも悲劇でもお望み次第に実演させて見せる……」 「でもねえ先生……」 |
海野十三 |
【金属人間】
Qは、人間よりもすぐれた思考力と、そしてただに日本国内だけの出来事に注意するだけでなく、広く全世界、いや宇宙いっぱいにも注意力を向けていなくてはならない。 |
谷譲次 |
【踊る地平線 しっぷ・あほうい!】
そこへ |
林不忘 |
【稲生播磨守】
池田 意気地なし! 武士の風上に置けんやつとは、貴様のことだ! 人心はすでに殿を離れておるのだぞ。この腐れかかった封建制度は、今にも倒れんとしているのだ。おれにはそれがよくわかる。誰か一人、ここで
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