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豪華絢爛
ごうかけんらん きわめてぜいたくで、きらびやかであること。きらきら輝いて華やかなこと。そのさま。 ⇒ 豪華絢爛 ⇒ 絢爛豪華 |
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作家
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作品
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太宰治 |
【右大臣実朝】
このとしの十二月、ひそかに使者をつかはして太神宮に奉幣せしめ、またその他数箇所の神社にも使者を進発せしめたとか、何事の祈請を致されたのか、何となく、いまはしい不穏の気配が感ぜられ、一方に於いては鎌倉はじまつて以来の豪華絢爛たる大祭礼の御準備が着々とすすめられ、十二月二十六日には、御拝賀の御行列に供奉申上げる光栄の随兵の御撰定がございまして、そもそもこのたびの御儀式の随兵たるべき者は、まづ第一には、幕府譜代の勇士たる事、
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久生十蘭 |
【魔都】
アメリカ通といわれる四通八達の先生は勿論、実直な音楽批評家までお会式の万燈ほどに提燈を持ったので、いよいよ日本座で蓋を開けるときまると物凄いような前景気、とりわけ有閑、富豪の両階級の肩の入れ方は大したもので、十円也の特等券はすでに二カ月も前に全部売切れてしまったという有様。何にしても世界第一流の大レビュー団の豪華絢爛に眼のあたりに接し、居ながらにして
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夢野久作 |
【冥土行進曲】
地下室の豪華私は一渡り前後左右を見まわすと、その廊下の突当りに向って突進した。 |
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