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鼓舞激励
こぶげきれい |
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作家
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作品
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太宰治 |
【惜別】
だが、 |
岡倉覚三 |
【村岡博訳 茶の本】
世に認められようとして苦しむ美術家たち、冷たき軽侮の影に |
宮本百合子 |
【両輪 ――創造と評論活動の問題――】
まだ今日の段階では、そしてこれから当分の間、小市民インテリゲンツィアの民主主義文学への貢献が予想されなければならない。民主主義文学者が労働階級の文化・文学を要望するあまり、現実の発展してゆくこまかい足もとをとばして、過去と現在の積極的文化・文学の業績の吸収と消化なしに新しい文学が生れうるかのような鼓舞激励を与えることは、かえって、地道な新しい文学の創造力の歩みだしを戸まどいさせる。
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岸田國士 |
【劇文学は何処へ行くか】
世界のいづれの国でも、劇作家は劇場のために作品を書くのが原則で、その上演はもちろんつねに保証されてゐるわけではないが、少くとも、上演の可能性が作家を鼓舞激励して創作活動に向はせる仕組みになつてゐる。そして、一旦、舞台にかけられゝば、作品の価値はおのづから決定するのである。興行としての成功不成功はいろいろの条件に左右されるけれども、劇作家としての真価は作品の舞台化をもつてはじめて発揮され、世評もまたそれによつて定まるのが普通である。
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木村荘八 |
【鏑木さん雑感】
自分のことを云つてをかしいけれども、例へば己れを凧に譬へれば、それがどうやら順風に揚がつてゐる時、思ひ切り糸のダマを出して凧々揚がれ揚がれと地上から鼓舞激励された――これを批評の本質とす――ぼく自身のおぼえは、他ならぬ鏑木先生から受けたものであつた。そしてその頃は猶未見の鏑木清方氏だつた。
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吉川英治 |
【三国志 赤壁の巻】
「これ、天の我をと、もちろん彼は士気を鼓舞激励するつもりでいったのである。 が、そばにいた 「丞相丞相。めったに、さようなことは、お口にはしないものです」 と、そっと袖をひいて諫めた。 |
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