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滑稽至極
こっけいしごく |
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作家
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作品
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海野十三 |
【深夜の市長】 動坂氏の演説ぶりは、実に勇壮無比なものではあったが、昨夜の彼の醜態を思い出した途端に、およそ滑稽至極なものに見えた。――議席は満場総立ちとなり、怒号と拍手と口笛と足踏みとで、まるで鼎の沸くような騒ぎだった。この急迫せる事態を鎮圧すべき議長は、まるで置き物のように天井に向いて嘯いていた。それもその筈、彼もまた動坂一派の |
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