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国利民福
こくりみんぷく |
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作家
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作品
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豊島与志雄 |
【擬体】
昨年七月にはその第一期工事が完成され、築堤、浚渫、貯水池、水門など、各種の難工事が克服され、このために移動された土壌の量は、高さ一メートル幅一メートルの土堤に直してみると、長さ二十万キロ、地球赤道を五周するほどだという。これだけの大工事が、中国においては、人民のために人民の手で行われているのだ。日本にあっても、この貧窮のさなかだから、先ず何を措いても国利民福のことを考えるべきではないか……。そういうことを青木は饒舌った。
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清水紫琴 |
【移民学園】
まだまだ前途悠遠の、序開きといふ段で、がつくりとなる程なら、最初から政治なんぞに、 |
喜田貞吉 |
【「日本民族」とは何ぞや 日本民族の概念を論ず】
たとい人類学者の調査が、地方的に骨相体質の特徴あることを云為するとも、そはただ複合民族構成の要素において、多少の濃淡の差違あることを語るのみで、到底同一の「日本民族」なることには疑いない。そして我ら「日本民族」は、相協同一致して、皇室を宗家と仰ぎ奉り、その家長と |
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