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蒟蒻問答
こんにゃくもんどう
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作家
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作品
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【東京小品】
元より「雪の十七番」の因縁なぞは心得ている筈がなかった。だからこの蒟蒻問答の雲水めいた相手の顔を眺めながら、「わからないよ」と簡単な返事をした。するとHは鼻眼鏡の後から妙な瞬きを一つ送りながら、急ににやにや笑い出して、
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【湯女の魂】
しかし可加減な話だ、今時そんなことがある訳のものではないと、ある人が一人の坊さんに申しますと、その坊さんは黙って微笑みながら、拇指を出して見せました、ちと落語家の申します蒟蒻問答問答のようでありますけれども、その拇指を見せたのであります。
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【残雪】
一人はこの春さきの景色が煽情的だと云って頻りに嬉しさうに眺め廻した。一人は彼がそんなに景色にまで愛恋を感じるのがをかしいと云ってそれを笑ひこけた。そして二人はとりとめもなく、こんにゃく問答をしながら、ネクタイを結んで出勤の用意をした。
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Last updated : 2024/06/28