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老少不定
ろうしょうふじょう |
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作家
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作品
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夏目漱石 |
【こころ】
「しかしもしおれの方が先へ行くとするね。そうしたらお前どうする」「どうするって……」 奥さんはそこで 「どうするって、仕方がないわ、ねえあなた。 奥さんはことさらに私の方を見て |
正岡子規 |
【墓】
○斯う生きて居たからとて面白い事も無いから、一寸死んで来られるなら一年間位地獄漫遊と出かけて、一周忌の祭の真中へヒヨコと帰つて来て地獄土産の演説などは甚だしやれてる訳だが、併し死にツきりの引導渡されツきりでは余り有難くないね。けれど有難くないの何のと贅沢をいつて見たところで、諸行無常老少不定といふので鬼が火の車引いて迎へに来りや今夜にも是非とも死なゝければならないヨ。
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岡本綺堂 |
【半七捕物帳 津の国屋】
「どっちにしてもお安という娘は死ぬ、その相手だという竹の野郎もつづいて死ぬ。それでまあ |
宮本百合子訳 |
【「平家物語」ぬきほ(言文一致訳)】
ほんとにお前は親不孝者の骨 |
福沢諭吉 |
【新女大学】
一 偕老同穴は夫婦の約束なれども、如何せん |
三木清 |
【親鸞】
世はさだめなきこそいみじけれ」と『徒然草』の著者は書いている(第七段)。いつまでも生きてこの世に住んでいるということが人間のならいであったら、実に無趣味なものであろう。老少不定、我々の命がいつ終わるという規定の全くない世であるが、そこが非常に面白いのである、というのである。
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中里介山 |
【大菩薩峠 禹門三級の巻】
「皆さん、 |
三遊亭圓朝 |
【名人長二】
お政さん御親切は分りやしたが、弟子師匠の縁が切れてみりゃア |
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