■このサイトに登録されている四字熟語を検索します。平仮名での検索や一文字からの検索、絞り込み検索などもできます。
灑掃応対・洒掃応対
さいそうおうたい
|
作家
|
作品
|
|
【家庭小言】
今一くさり理窟を云って置かねばならぬ。予は先に、今の家庭説は、家庭を害する方が多いと云った、何故に家庭を害するか、それを少しく云うて置かねばならぬ。
世人多くは、家庭問題は、今日に始まったものの如く思って居るらしいが、決してそうではない。吾々が幼時教育を受けた儒教などは、第一に家庭を説いたものである。彼灑掃応対進退の節と説き、寡妻に法り、兄弟に及ぶと云い、国を治むるのもとは、家を治むるにありと云い、家整うて国則整うと云い、其の家庭の問題を如何に重大視したか、詩経などの詩を見ても、家庭を謳うたものが多いのである。則ち家庭問題は、実に人世至高の問題として居ったことが判る。
|
|
【前記天満焼】
王陽明の学説は、陸象山から発している。その象山の学説は、朱子の学から発している。周濂溪、張横渠、程明道、程伊川、これらの学説を集成したものが、すなわち朱子の学である。……朱子の学説を要約すれば、洒掃応待の礼よりはじめ、恭敬いやしくも事をなさず、かつ心を静止して、読書して事物を究め、聖賢の域に入れよとある。
編集注:「応待」と書くのは誤りで、「応対」とされる。
|
- それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
- このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。
|
Last updated : 2024/06/28