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才色兼備
さいしょくけんび |
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作家
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作品
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芥川龍之介 |
【日本の女】
マツクフアレエンは、この |
岸田國士 |
【ジュウル・ルナアル】
私が訳した二篇は、自然を愛し、人間を嫌ふルナアルの、最も多くその人間に接触したであらう巴里生活の記録と見て差支へない。「日々の麪包」(Le Pain de Mnage)千八百九十八年三月、巴里フィガロの小舞台で演ぜられた。この時の役割は、ピエールに当代一の名優リュシアン・ギイトリイ、マルトに同名にして才色兼備のマルト・ブランデスが扮した。 |
寺田寅彦 |
【烏瓜の花と蛾】
テニスの |
宮本百合子 |
【フロレンス・ナイチンゲールの生涯】
ロンドンの住居は、当時社交界のよりぬきの人々が住んでいたメイフェアにあった。ダービーシアに別邸があり、次第に若い令嬢として成長して来たフロレンスの生活は、子供部屋から客間へ、舞踏の広間へと移って行った。どこか気性に独創的なところのある、富裕な教養たかいこの令嬢のまわりには、当然崇拝者の何人かが動いていたろうしまたどこの社会でも共通なように、彼女の両親の社会的な地位により多くの魅惑を感じている青年やその親たちが、月並のお世辞で彼女をとりまいてもいたであろう。だが、フロレンスの両親はやがてこの才色兼備のわが娘の素振りに、少しずつ疑問を抱きはじめた。
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三宅花圃 |
【藪の鶯】
斎藤「実に君はあやかりものだ。尊大人は従前の勲功とはいいながら。華族に列せらるるし。レディは才色兼備の上に。近ごろは英語もお出来なさるし。ピヤノなどはことにお得意。ダンシングから何から。貴女連中との交際でも恥かしくない。実に君とは
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長谷川時雨 |
【田沢稲船】
この娘を東京へ出して、思うままに修業をさせたら――それこそ小野の小町などは、明治の、才色兼備の娘に名誉を譲るだろう。そう思う |
服部之総 |
【志士と経済】
自分はこの京都にある藩校 |
白柳秀湖 |
【駅夫日記】
千代子の通うている「窮行女学院」の校長の望月貞子というのは宮内省では飛ぶ鳥も落すような勢力、才色兼備の女官として、また華族女学校の学監として、白雲遠き境までもその名を知らぬ者はないほどの女である。
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木下尚江 |
【火の柱】
「君、僕は |
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