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三綱五常
さんこうごじょう
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作家
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作品
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【金色夜叉】
男はシャツの腋の裂けたるも知らで胴衣ばかりになれるあり、羽織を脱ぎて帯の解けたる尻を突出すもあり、十の指をば四まで紙にて結ひたるもあり。さしも息苦き温気も、咽ばさるる煙の渦も、皆狂して知らざる如く、寧ろ喜びて罵り喚く声、笑頽るる声、捩合ひ、踏破く犇き、一斉に揚ぐる響動など、絶間無き騒動の中に狼藉として戯れ遊ぶ為体は
三綱五常も糸瓜の皮と地に塗れて、唯これ修羅道を打覆したるばかりなり。
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Last updated : 2024/06/28