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娑羅双樹/沙羅双樹
さらそうじゅ しゃらそうじゅ |
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作家
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作品
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芥川龍之介 |
【神神の微笑】
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与謝野晶子 |
【舞姫】
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三木清 |
【親鸞】
もとよりかくのごとき種類の人間にも弥陀は手をのべる。「すでにして悲願います、修諸功徳の願となづく。」これが第十九願である。ここに得られる往生は「双樹林下往生」と呼ばれている。双樹は沙羅双樹であって、釈迦は
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井上円了 |
【南半球五万哩】
雪峰巍立碧雲間、鎮圧閻浮幾万関、鶴林一夜煙散後、空留唯我独尊山。(雪の峰があおみをおびて雲の間にそびえ、人間界のけがれをしずめおさえること幾万。沙羅双樹の林の一夜、煙の散り消えたのちは、ただ唯我独尊の山が残ったのであった。) |
中里介山 |
【大菩薩峠 椰子林の巻】
老尼は、われと気を鎮めてみたが、魔障わが精進をさまたぐるか、と言って躍起となる意気もないようであります。というのは、この老尼は修行のために、ここに静処を求めたのではなく、 |
土井晩翠 |
【天地有情】
浮世の戀
ゆふべ思にかきくれて 眺むる空の雲幾重 紅染めし夕榮の 色いたづらに消果てゝ 畫くは何の面影ぞ 流るゝ光沈む影 傾く齡手の中に 嗚呼ひきとめむすべもがな。 佛は説きぬ娑羅双樹 祇園精舍の鐘のねも その曉に綻びし 別れの袖をいかにせむ 更けてくるしむ待宵の 涙なみだに數添て さても浮世の戀ぞ憂き さても我世の戀ぞ濃き。 |
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