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赤手空拳
せきしゅくうけん |
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作家
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作品
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林不忘 |
【丹下左膳 日光の巻】 すると……。 誰いうとなく、 |
岸田國士 |
【公開状】 この若い感激を、もうあなたに求めるのは無理かも知れません。あなたは、押しも押されもしない日本有数の舞台監督です、芸術家です。然しあなたは、やつぱり赤手空拳の事業家ではありませんか。
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前田河広一郎 |
【ニュー・ヨーク 『青春の自画像』より】
私の見た日本、私の感じた日本、これを私の英語で書く、という以外には、私の差しあたっての野心はなかった。そのためには、タイプライタアもどうやら片方の手である程度たたけるようになったし、同じ語彙を字引でみつけるにも、シノニュウムと、アントニュウムを気をつけるほどになったし、ものの考え方も英語でするようになったのであるが、自分でほんとに考えてみると、はたしてこれだけで、身内に潜む希望を除けば、何が出来ようと、押えても押えても疑いが湧いて来る。『赤手空拳ただ一片の希望あるのみだ。』 こう云って、ニュー・ヨークの鋪道に立った私だった。前からの打合せで、グランド・セントラルには、辰野が迎えてくれる筈であったが、都合で木元という男がその代理にやって来た。 |
中里介山 |
【大菩薩峠 椰子林の巻】 「北条早雲という男も、なかなかの傑物であったに相違ない、赤手空拳でもって、関八州を横領し、うまく人心を
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