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千言万語
せんげんばんご |
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作家
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作品
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正岡子規 |
【曙覧の歌】
真淵、景樹、諸平、文雄輩に比すれば彼は鶏群の |
尾崎紅葉 |
【金色夜叉】
貫一は彼の説進むに従ひて、 |
福沢諭吉 |
【女大学評論】
内に |
石河幹明 |
【瘠我慢の説 瘠我慢の説に対する評論について】
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清水紫琴 |
【したゆく水】
有難しとも、冥加とも、いふべきお礼の数々は、口まで出ても、ついさうと、いひ尽くされぬ、主従の、隔ては、たつた、一ツの敷居が、千言万語の心の関。恐れ多やの一言の、後は涙に暮れてゆく、畳の上に |
紫式部 與謝野晶子訳 |
【源氏物語 榊】
「私はからだが今非常によくないのですから、こんな時でない機会がありましたら詳しくお話をしようと思います」とお言いになっただけであるのに、源氏のほうでは苦しい思いを告げるのに千言万語を費やしていた。さすがに身に |
鳥谷部春汀 |
【明治人物月旦(抄)】
彼れ往時英国の某大学に在て法律を修む偶々試験あり、教授課するに『英国憲法の真相』といふの論題を以てす彼れ秒時に立案して、之れを教授に示す其文唯だ『英国憲法は世界無比の良憲法なり』との一句を記するのみ教授呆然、其余りの無意義なるに驚き、之れを彼れに詰る彼れ曰く、先生の英国憲法を説く千言万語の多きを以てすと雖、其要点は則ち此一句に外ならず何ぞ別に詳述するを須いむやと是れ一場の逸話に過ぎざるも、彼れの政治論は大抵此試験答案の如く、曾て煩瑣なる理窟を捏ねずして、唯だ疎枝大葉の議論を為す此を以て世間曾て彼れの学問あるを信ずるもの甚だ少なくして、寧ろ彼れを粗豪の一木強漢と思ふもの多かりき。
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