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千古不滅
せんこふめつ |
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作家
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作品
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小島烏水 |
【高山の雪】 次に、高山の氷雪が、 |
太宰治 |
【右大臣実朝】 神品に近い秀抜のお歌も、このとしには続々とお出来になりました御様子でございますし、のちに鎌倉右大臣家集とも呼ばれ、または金槐和歌集とも称せられた千古不滅の尊くもなつかしい名歌集も、このとしの暮にひそかに御自身お編みになられたものらしく、
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長谷川時雨 |
【樋口一葉】 |
上村松園 |
【孟母断機】 「その父賢にして、その子の愚なるものは稀しからず、その母賢にして、その子の愚なる者にいたりては、けだし古来稀なり」息軒安井仲平先生のお言葉こそ、決戦下の日本婦人の大いに味わわなくてはならぬ千古不滅の金言ではなかろうか。そして孟母の心構えをもって、次代の子女を教育してゆかねばならぬのではなかろうか。 ――孟母断機の故事を憶うたびに、わたくしは、それをおもうのである。 |
平林初之輔 |
【文学の本質について(一)】 「文学にはさま/″\な外的性質がある。これ等の外的性質は時代或は環境によつて様々に変化する。しかし、その核心に、不変のもの、千古不滅の一貫した何物かゞある。この何物かゞ文学の本質である。」
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夢野久作 |
【甲賀三郎氏に答う】 この故にこの千古不滅の探偵本能を、科学が生むところの社会機構に働きかけさせ、この無良心無恥な、唯物功利道徳が生むところの社会悪に向って潜入させ、その怪奇美、醜悪美を掲出し、そのグロ味、エロ味の変態美を凄動させ、その結論として、その最深部に潜在する良心、純情をドン底まで戦慄させ、驚駭させ、失神させなければ満足しない芸術を探偵小説と名付けられる事になったのである。
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