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切磋琢磨
せっさたくま |
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作家
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作品
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芥川龍之介 |
【邪宗門】
若殿様はこの少納言の御手許で、長らく |
中島敦 |
【山月記】
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太宰治 |
【ロマネスク】
自分の嘘も、幼いころの人殺しから出発した。父の嘘も、おのれの信じきれない宗教をひとに信じさせた大犯罪から絞り出された。重苦しくてならぬ現実を少しでも涼しくしようとして嘘をつくのだけれども、嘘は酒とおなじようにだんだんと適量がふえて来る。次第次第に濃い嘘を吐いていって、 |
福沢諭吉 |
【学問のすすめ】
わが日本の文明も、そのはじめは朝鮮・支那より来たり、 |
和辻哲郎 |
【孔子】
いわんや貧富のごときは、学を好む者の眼中にあってはならない。貧しき者が |
宮本百合子 |
【獄中への手紙 一九四三年(昭和十八年)】 一流の学者、芸術家が、何故女性に少いかということにも通じて。女のひとで、自身の人格のうちに、自分を引っぱり発展させるデモンをもっている人は実に稀ですね。よしんば、男と同量の其をもっているにしろ、自由に切磋琢磨する機会を失っているうちに、その可能も萎縮して、境遇の範囲の形に従ってしまうのね。いい意味にも男のようにはめをはずせないのね。
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岸田國士 |
【菜の花は赤い】
それ以来、まる十年、奥山恩とその妻凜子との間には、切磋琢磨の甲斐あつて、一種の新日本語ができあがりつゝあつた。ひと前でも、二人は、平気で、それを使ふやうになつた。 習慣を知らぬものは、一種の方言だぐらゐに思ひ、別段気にも止めぬ風であつたが、奥山恩の旧友たちは、この斬新奇抜な夫婦語に注意を惹かれ、改めて、その説明を求めるものもゐた。 |
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