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摂取不捨
せっしゅふしゃ |
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作家
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作品
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正岡子規 |
【病牀六尺】
○泥棒が |
三木清 |
【親鸞】
『正像末和讃』の
弥陀の本願信ずべし 本願信ずるひとはみな 摂取不捨の利益にて 無上覚をさとるなり
この一首は康元二年二月九日夜、夢告に成るものである、と親鸞はみずから記している。
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種田山頭火 |
【行乞記 (三)】
起きたい時に起き、寝たい時に寝る、食べたくなれば食べ、飲みたくなれば飲む(在る時には――である)。今日は三時起床、昨夜の残滓を飲んで食べる。 何といつても朝酒はうまい、これに朝湯が添へば申分なし。 今朝の御飯はよく炊けた(昨朝の工合の悪さはどうだつた)。 よく食べた、そして自分の自炊生活を礼讃した、その一句として、一粒一滴摂取不捨。 めづらしい晴れ、とき/″\しぐれ、好きな天候。 摘んできて雑草を活ける、今朝は露草、その瑠璃色は何ともいへない明朗である。 |
紫式部 |
【源氏物語 榊】
僧にはこんな仕事があって退屈を感じる間もなかろうし、未来の世界に希望が持てるのだと思うとうらやましい、自分は自分一人を持てあましているではないかなどと源氏は思っていた。律師が尊い声で「 |
中山太郎 |
【本朝変態葬礼史】
思ひ切りたる道なれど、今を限りの浪の上、さこそ心細かりけめ、 |
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