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是非曲直
ぜひきょくちょく |
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作家
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作品
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芥川龍之介 |
【骨董羹 ―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―】
願くば一生 |
竹久夢二 |
【砂がき】
子供の自由畫という事が事新しく言出されたが、一時やかましかつた自由[#「自由」は底本では「自田」]戀愛、自由結婚とおなじやうに、もつと深いところまで問題にしないで是非曲直をきめてしまつたせゐか、昔ながらに戀は曲者で、結婚は家庭行事だ。必ずしも庭園を公開するだけの意味でなく、自由住宅の時代は來ないものだらうか。
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島崎藤村 |
【夜明け前 第一部下】
いわゆる薩長芸三藩が攻守同盟の成立だ。この形勢をみて取った松平容堂は薩長の態度を飽き足りないとして、一新更始の道を慶喜に建白した。過去の是非曲直を弁難するとも何の益がない、この際は大きく目を開いて万国に対しても恥じないような大根底を打ち建てねばならない、それには天下万民と共に公明正大の道理に帰り、皇国数百年の国体を一変して、王政復古の業を建つべき一大機会に到達したと力説した。
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幸田露伴 |
【平将門】
将門は勝に乗じて猛烈に敵地を焼き立て、石田に及んだ。国香は既に老衰して居た事だらう、 |
福沢諭吉 |
【学校の説 (一名、慶応義塾学校の説)】
人は万物の霊なり。性の善なる、もとより論をまたず。脩心学とはこの理に基き、是非曲直を分ち、礼義廉節を重んじ、これを外にすれば政府と人民との関係、これを内にすれば親子夫婦の道、一々その分限を定め、その職分を立て、天理にしたがいて人間に交わるの道を明らかにする学問にて、ひっきょう霊心の議論なり。霊心の位するところは人体の頭脳にあり。然らばすなわち人として脩心の学を勤めざる者は、なお首なき人の如し。
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北村透谷 |
【心機妙変を論ず】
人間の無為は極めて暗黒なるところと極めて照明なるところとあり。その無心の |
新渡戸稲造 |
【真の愛国心】
近頃は
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