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深思熟考
しんしじゅくこう
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作家
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作品
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【墨汁一滴】 博文館にても何かの挿画を桂舟に頼みしに期に及んで出来ず、館主自ら車を飛ばして桂舟を訪ひ頭を下げ辞を卑うし再三繰返して懇々に頼み居たる事あり。それを思へば期日を延すべからざる雑誌などの挿画かきとして敏腕にしてかつ規則的なる不折君を得たる博文館の喜び察すべきなり。そのほか君の前に書画帖を置いて画を乞ふ者あれば君は直に筆を揮ふて咄嗟画を成す。為山氏の深思熟考する者と全く異なり。ただ君が容易に依頼者を満足するの弊として往々粗末なる
杜撰なる陳腐なる拙劣なる無趣味なる画を成す事あり。しかれども依頼者は多く君の雷名を聞いて来る者画の巧拙はこれを鑑別するの識なし。容易に君の揮毫を得たるを喜んで皆ホクホクとして帰る。これらは君が人に頼まれて勉強する一例なり。
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Last updated : 2024/06/28