|
■このサイトに登録されている四字熟語を検索します。平仮名での検索や一文字からの検索、絞り込み検索などもできます。
酒池肉林
しゅちにくりん |
|
作家
|
作品
|
---|---|
太宰治 |
【人間失格】
十一月の末、自分は、堀木と神田の屋台で安酒を飲み、この悪友は、その屋台を出てからも、さらにどこかで飲もうと主張し、もう自分たちにはお金が無いのに、それでも、飲もう、飲もうよ、とねばるのです。その時、自分は、酔って大胆になっているからでもありましたが、「よし、そんなら、夢の国に連れて行く。おどろくな、酒池肉林という、……」 「カフエか?」 「そう」 「行こう!」 |
坂口安吾 |
【現代忍術伝】
こういうドサクサ時代というものには、没落階級はつきもので、変化に応じて身を変えられる、青年の天下であり、甲羅ができて身を変えられぬ老人共はクリゴトを述べるばかりで、ウダツがあがらぬ習いである。現代とても同じこと、法治国、文明開化のオカゲによって一応の秩序は保たれているように見えるが、裏へまわれば、裏口営業もあるし、巡査はボスの手先をつとめ、税吏は酒池肉林の楽しみをつくす。地頭や代官、岡ッ引と変らない。大名会議の席上、大名の一人が前をまくってジャア/\やったり、男大名が酔っ払って女大名を口説いた。 |
徳富蘇峰 |
【将来の日本】
|
新渡戸稲造 |
【自警録】
「人間には絶対的幸福はけっして得られるものでない。また得られぬはずのものである。 |
福沢諭吉 |
【日本男子論】
|
長谷川時雨 |
【勝川花菊の一生】
ある時、急に社会が外面的に欧化心酔した。それは明治十八年頃のいわゆる |
野村胡堂 |
【奇談クラブ〔戦後版〕 暴君の死】
阿武隈大膳正もその数には漏れず、お三年目にはもう名君振りの偽装をかなぐり捨てて、歌舞音曲と酒池肉林の生活に |
林不忘 |
【丹下左膳 乾雲坤竜の巻】
|
牧野信一 |
【痩身記】
わたし達はその時、そこで別れる筈だつたのを更に脚を伸ばして、宿場の三徳といふ家へ向つた。わたしが酔つて来ると、彼はいくらでも酔つた方が好いとすゝめながら、君が大いに金を儲けて酒池肉林の快楽に耽るところを見物したい――といふ意味などを冗談さうに云ふ程寛いだ。そして彼は、わたしの酔態をいたはるやうに眺めてゐたが、それから四五日たつて訪れて来ると、いきなり、先日酒池肉林云々と云つたことは改めてとり消す、あの時は何か左ういふ華やかなことでも希つてやりたいやうな不満と慊らなさを思つたので、うつかりと不平などを込めて云つたのであつたが、凡そ君には不適当な――自分の過言だつたから! と自身をたしなめるやうな眼で云ひ直した。
|
吉川英治 |
【三国志 臣道の巻】
「君子は退屈を知らずとか聞いておるが」「嘘をいえ。退屈を知らん奴は、神経衰弱にかかっておる証拠だ。ほんとうに健康なら退屈を感じるのが自然である」 「では一夕、宴をもうけて、学人の退屈をおなぐさめいたそう」 「酒宴は真っ平だ。貴公らの眼や口には、 「否、否。……きょうはそんな儀式張らないで二人きりで |
|
スポンサーリンク
スポンサーリンク
おすすめサイト・関連サイト…
スポンサーリンク