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大同小異
だいどうしょうい |
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作家
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作品
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正岡子規 |
【歌よみに与ふる書】
日本人と外国人との |
夏目漱石 |
【坊っちゃん】
三時間目も、四時間目も昼過ぎの一時間も大同小異であった。最初の日に出た級は、いずれも少々ずつ失敗した。教師ははたで見るほど楽じゃないと思った。授業はひと通り済んだが、まだ帰れない、三時までぽつ
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芥川龍之介 |
【俊寛】
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福沢諭吉 |
【京都学校の記】
四所の中学校には、外国人を雇い、英仏 |
二葉亭四迷 |
【平凡】
年中 |
北大路魯山人 |
【夜寒に火を囲んで懐しい雑炊】
料理屋では、うずらをもって自慢気に作る習慣がある。 |
萩原朔太郎 |
【石段上りの街】
普通の田舎町らしい――漁師町らしい――気分と、温泉町らしい特異の気分とが不調和に混同して、妙に落付きの悪い安価の印象をあたへる。それに場所も平地であるから、雲霧とか山霧とかいふ温泉特有の情趣がなく、すべて感じが乾燥して居る。尤も伊東は特別にくだらぬ温泉であるが、他の熱海でも別府でも、温泉らしくない点では、伊東と大同小異であらう。
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坂口安吾 |
【桐生通信】
私の育った尋常学校は代表的な小学校だが、先生のテニスコートを辛うじて一ツつくる広さがあるだけで、生徒の野外運動場は完全にない。他も大同小異で、お手々つないでワをつくる校庭があればよい方だった。
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小出楢重 |
【油絵新技法】
左側の部屋では憎々しい男が四、五名の芸者と寝ながら花札を弄んでいます。その隣その隣と考えるとまったく悲観せずにはいられません。総体が遊びであります。画家は仕事です。それでは憤然としてここを立ち去るとしますか、どこへ行っても大同小異です。思い切ってトワールを張って、何かいい場所を探し当てに出てみるとします。かなり神経がゆがんでしまっているので何を見ても一向つまらない風景に見えて来ます。 |
吉川英治 |
【随筆 新平家】
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