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起居振舞
たちいふるまい |
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作家
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作品
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森鴎外 |
【護持院原の敵討】
宇平がこの性質には、叔父も文吉も慣れていたが、今の様子はそれとも変って来ているのである。 |
芥川龍之介 |
【木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)】
彼は野性の児也。彼の衣冠束帯するや、天下為に嗤笑したり。彼が弓箭を帯して禁闕を守るや、時人は「色白うみめはよい男にてありけれど、起居振舞の無骨さ、物云ひたる言葉つきの片口なる事限りなし」と嘲侮したり。
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島崎藤村 |
【夜明け前 第二部下】
背は高く、 |
泉鏡花 |
【作物の用意】
作物も是れと同じで、假に此處に十日以上も病床に惱んで窶れ果てた女を描くとしても前に申した通り人に讀ませ且見せるものであるから一應お湯をつかはせて病床に寢かせて置きたい、如何にお湯をつかはせても病人は病人である、それから美人とは書くものの其の起居振舞に際し妙な厭に匂がする樣なものを描いて滿足してゐる人がある。
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近松秋江 |
【黒髪】
……その女は、私の、これまでに数知れぬほど見た女の中で一番気に入った女であった。どういうところが、そんなら、気に入ったかと |
内田魯庵 |
【二葉亭四迷の一生】
そこでこの女をモデルとして当時の新らしい女を描こうとし、この目的のためにしばしばこの女の |
岸田國士 |
【あるニュウ・フェイスへの手紙】
この「感じ」とは、前に言ったようなそのひと全体から受ける印象ではありますが、それは特定の言動から、ある限られた感銘を与えられるというのではなく、そのひとの全身からにじみ出る雰囲気のようなもの、つまり、顔つき、起居振舞、声の調子などから、気質や性格を含めた人間の味いとして、相手を、或は惹きつけ、或は反撥させ、或は関心の外におくというような、非常に微妙な効果を発揮する心身相伴った能動的な力であります。
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三遊亭圓朝 |
【粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)】
二百両入るというと、兎も角お連れなさいというので、勇助は立帰り、此の話をして、是れからおみゑは乳母のおしのにも |
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