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拖泥帯水/拕泥帯水
たでいたいすい
苦悩の泥水にまみれている人を救うために、慈悲の心から自らも泥水にまみれてこれを救うこと。[精選版 日本国語大辞典]
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作家
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作品
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【草枕】
世上幾多の尊厳と威儀とはこの湛然たる可能力の裏面に伏在している。動けばあらわれる。あらわるれば一か二か三か必ず始末がつく。一も二も三も必ず特殊の能力には相違なかろうが、すでに一となり、二となり、三となった暁には、拖泥帯水の陋を遺憾なく示して、本来円満の相に戻る訳には行かぬ。
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【野分】
「解脱は便法に過ぎぬ。下れる世に立って、わが真を貫徹し、わが善を標榜し、わが美を提唱するの際、拖泥帯水の弊をまぬがれ、勇猛精進の志を固くして、現代下根の衆生より受くる迫害の苦痛を委却するための便法である。この便法を証得し得ざる時、英霊の俊児、またついに鬼窟裏に堕在して彼のいわゆる芸妓紳士通人と得失を較するの愚を演じて憚からず。国家のため悲しむべき事である。
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Last updated : 2024/06/28