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他言無用
たごんむよう |
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作家
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作品
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直木三十五 |
【南国太平記】
「この品々を、拾って――」玄白斎は、岩の上の木片、蛇皮を 「他言無用だぞ」 と、やさしくいった。その途端――下の方で、それは、人の声とも思えぬような凄い悲鳴が起ってすぐ止んだ。 |
岡本綺堂 |
【小坂部姫】
これでかれは先ず自分の役目を果たしたような一種の安心を得ると同時に、単に塩冶の一家を救い得たばかりでなく、あわせて父の罪をも救い得たという満足と誇りとを感じた。「言うまでもないことじゃが、今宵のことはかならず他言無用でござりまするぞ。」と、かれは采女と侍従に固く口止めした。 |
牧野信一 |
【〔編輯余話〕】
僕はこの時自身を叱るやうな気持で、ゲンコツを持つてポカリ山高をなぐつた。頭が△おや/\こんなことを余話に書くんではなかつたものを、とんだところを皆さんにしやべつてしまつた。皆さん決して笑つてはいけませんよ。他言無用。 |
国枝史郎 |
【大鵬のゆくえ】
「今夜のことご他言無用。もし口外なされる時は御身のためよくござらぬ」と、いざお
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