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大勇猛心
だいゆうもうしん 《参考》「大勇猛心」の読みを、臨済宗・黄檗宗の公式サイト『臨黄ネット 』では「だいゆうみょうしん」としている。
「勇猛心」勇猛なこころ。いさみたって、何物にも屈しないこころ。[精選版 日本国語大辞典]
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作家
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作品
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森鴎外 |
【うたかたの記】 かくては |
坂口安吾 |
【青鬼の褌を洗う女】 エッちゃんは浮かない顔で、いっぺん自信がくずれると、せっかくの大勇猛心や善戦が身にすぎた奇蹟のように思われるらしく、その後はますますネバリがなくなり、シマッタと思うと全然手ごたえなくヘタヘタだらしなく負けるようになった。
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木村小舟 |
【太陽系統の滅亡】 「馬鹿野郎、吾らはそんな世迷言にかす耳を有たぬぞ、こうなった上は一寸の光陰も軽んずべからずだ、彼らは全く狂気の沙汰である。されどこれを物ともせず、大勇猛心を起して彼はいった。 |
太宰治 |
【竹青 ――新曲聊斎志異――】 乃公の如きは幼少の頃より、もっぱら |
倉田百三 |
【青春の息の痕】 私は、信仰の大切なこと、そして徹底した深いキリストの心地が感服いたされます。私は、けれどなかなか信じられません。パンを神にデペンドする大勇猛心が出ません。私はしかし私の将来を純粋の信仰生活のなかに築きたい気はもはやコンスタントな深い根を張ったねがいになっています。
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国枝史郎 |
【北斎と幽霊】 その夜とうとう融川は死んだ。この これに反して北斎は一時に 「やはり師匠は偉かった。威武にも屈せず権力にも恐れず、堂々と所信を披瀝したあげく、身を殺して ――大勇猛心を揮い起こしたのであった。 |
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