|
■このサイトに登録されている四字熟語を検索します。平仮名での検索や一文字からの検索、絞り込み検索などもできます。
多士済済/多士済々
たしせいせい たしさいさい |
|
作家
|
作品
|
---|---|
芥川龍之介 |
【骨董羹 ―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―】
著者 George Eekhoud は |
高村光太郎 |
【ヒウザン会とパンの会】
ヒウザン会は、丁度その頃、新進気鋭の士の集合であり、当時洋画会の灰一色のアカデミズムにあきたらぬ連中の息抜き場であった。琅玕洞を本拠として、多士済々、大体三つのグルウプに分れ、中でも一番勢力のあったのは岸田劉生及その友人門下生の一団であって、私も大体に於て岸田のグルウプであった。その他、川上凉花、真田久吉、万鉄五郎を中心とする一派、斎藤与里を中心とする一派等に分れていた。 |
坂口安吾 |
【囲碁修業】
折から食堂の二階に空室ができた。元来旅館風につくられた建物で、会席には手頃なのである。得たりとばかり親爺を籠絡して、ここに碁会所を創設させた。碁会所なら多士済々、僕ひとりがこの連中の相手にならずにすむ筈である。あはよくば腕をみがいて、東京の連中に一泡吹かしてやらうといふ遠大な魂胆もある。
|
岸田國士 |
【こんな俳優が欲しい】
現在はいろいろな方面で人物払底が唱へられてゐる時代であるが、それだけにまた、全体のレヴェルがあがつてゐるのだと云へないこともあるまい。芝居の方面でも、新しい仕事を考へる場合に、多士済々のやうに見えて、ほんとうの「専門家」が割に少いといふことを痛感するのである。
|
木下尚江 |
【政治の破産者・田中正造】
君は、この無味乾燥の記事の中に、政党腐敗、議会堕落の実相を、映画の如くに見たであらう。「歳費増加案」たゞ見れば何の奇もなき歳費増加案も、実は深甚の意義を含んで居る。進歩党は反対せねばならぬ。然れども誰を代表者に立てて反対の意思を表明するか。智者弁者多士済々たる進歩党、真に堂々と反対の意思を表明し得るものは誰であるか。党の総務等は一々に物色した。而して一個の人物を得た。田中正造だ。常は厄介物の田中正造だ。かくて彼は進歩党を代表して演壇に立つた。 |
夢野久作 |
【近世快人伝】
その当時の玄洋社員は筆者の |
吉川英治 |
【三国志 図南の巻】
|
|