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佇立瞑目
ちょりつめいもく
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作家
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作品
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中島敦
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【
弟子
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「見よ! 君子は、冠を、正しゅうして、死ぬものだぞ!」
全身膾のごとくに切り刻まれて、子路は死んだ。
魯に在って遥かに衛の政変を聞いた孔子は即座に、「柴(子羔)や、それ帰らん。由や死なん。」と言った。果してその言のごとくなったことを知った時、老聖人は
佇立瞑目することしばし、やがて潸然として涙下った。子路の屍が醢にされたと聞くや、家中の塩漬類をことごとく捨てさせ、爾後、醢は一切食膳に上さなかったということである。
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Last updated : 2024/06/28