ご利用について
参考書
四字熟語  を     表示  件
このサイトに登録されている四字熟語を検索します。平仮名での検索や一文字からの検索、絞り込み検索などもできます。
直截簡明
ちょくせつかんめい
ちょくさいかんめい
 ⇒ 直截簡明 ⇒ 簡明直截
作家
作品

坂口安吾

【安吾巷談 野坂中尉と中西伍長】

 吉田首相をアッサリ保守反動ときめつけるけれども、彼の直截簡明な判断には見るべきところがあり、正月ごろ発表した談話に、官吏を減らせば国民の負担が軽減する。

青空文庫で読む  

高神覚昇

【般若心経講義】

これからお話し申し上げようとする『心経』は、要するに永遠に古くしてしかも永遠に新しい般若の真理を、雄弁に且つ力強く主張しているお経なのです。いつ、どこでも、何人も、必ずそう信ぜねばならぬ、不朽の真理を、きわめて直截ちょくせつ 簡明に説いているのが、この『心経』です。

青空文庫で読む  

平野萬里

【晶子鑑賞】

その時死ぬべきであつた私が死なずに事は一切顛倒し、歎いたものが逆に歎かれるものになつた不思議な運命を直截簡明に抒し去つたものだが、純情に対する純情の葛藤であるから人心を打たずには置かない。

青空文庫で読む  

岸田國士

【ジイクフリードについて】

 それはなによりも現代を呼吸する生活人の思想であり、感覚である。十九世紀的な分析の残骸を捨て去つて、直截簡明に原則を捉へる機敏な頭脳を先づ感じさせる。彼のレアリズムこそは「大戦後」のそれであり、民族の伝統と、国際理念との交錯するなかに、最も困難な文学的立場をおいて、身軽に、しかも堂々と、現実・プラス・フアンテジイの世界を展開してみせる憎々しいほどの才人である。

青空文庫で読む  

豊島与志雄

【文学以前】

 文学作品から、或は中間物へ、或は実話物へ、或は論説へ転向してゆくことによって、読者の求めようとするのは、一体何であるか。これを一言で云えば、情緒や感動や思想――而も直截簡明なそれらである。

青空文庫で読む  

岡本かの子

【バットクラス】

月光を線に延ばして奇怪な形に編み上げたようなアームチェーアや現代機械の臓腑の模型がグロテスクな物体となって睥睨へいげいし嘲笑し、旧様式美に対する新様式の反逆を直截簡明に宣言している一群の進撃隊のようだ。

青空文庫で読む  

中里介山

【生前身後の事】

そうして小生は一通り興行承諾に対する意志を聞いて貰い謄写版刷でも出して直截簡明に震災非常時気分でやって貰うつもりであったのだ、

青空文庫で読む  

 
  • それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

おすすめサイト・関連サイト…

Last updated : 2024/06/28