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朝令暮改
ちょうれいぼかい |
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作家
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作品
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菊池寛 |
【四条畷の戦】
かかる際にも |
寺田寅彦 |
【新春偶語】
故人北原多作氏のごとき少数な篤学の官吏の終生の努力と熱心によってようやく水産に聯関した海洋調査がやや系統的に行われるようになりはしたが、自分の知る限りでは時々の政府の科学的理解のない官僚の気まぐれなその日その日の御都合による
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太宰治 |
【古典竜頭蛇尾】
すこし調子が出て来たぞと思ったら、もう八枚である。指定の枚数である。ふたたび、現実の重苦しさが襲いかかる。読みかえしてみたら、甚だわけのわからぬことが書かれてある。しどろもどろの、朝令暮改。こんなものでいいのかしら。何か気のきいた言葉でもって結びたいのだが、少し考えさせて下さい。
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内田魯庵 |
【三十年前の島田沼南】
松隈内閣だか隈板内閣だかの組閣に |
折口信夫 |
【形容詞の論 ――語尾「し」の発生――】
今一度方面をかへて(ハ)の例について物を言ふなら、「やすみしゝ」などの上の「し」は敬語の助動詞に属すべきものだ。こゝにも問題があるので、「……さす」・「……しす」など概括して古代風に感じられる敬語法では、上が唯すると言ふ動詞で名詞についたもの、下が敬語的屈折を作るものと言ふ風に理会せられる。昨非今是まことに面目ないが、単に朝令暮改と笑殺されてもさし支へない。私は、今敢へて上の「し」を敬相、下の「し」を、尚多くの隈を含めながら、熟語を構成する一つの形式的要素と見ようと考へてゐる。
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