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昼夜兼行
ちゅうやけんこう |
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作家
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作品
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森鷗外 |
【堺事件】
入田村は夏から秋に掛けて |
芥川龍之介 |
【文章】
来月はまた同じ雑誌に残りの半分を書かなければならぬ。今月ももう |
田山花袋 |
【朝】
此人達は大小を指して殿様の行列の後に |
島崎藤村 |
【夜明け前 第二部上】
この亭主の口から、半蔵は半信半疑で途中に耳にして来たうわさの打ち消せないことを聞き知った。それは先月の二十九日に起こった百姓「して見ると、やっぱり事実だったのかなあ。」 |
坂口安吾 |
【織田信長】
信長は京都、堺を見物していたが、雨降りの払暁、にわかに出立、昼夜兼行二十七里の
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上村松園 |
【舞じたく】
「舞じたく」は、平常から何かの折に一度描いて見たいと思つて居ましたが、九月十日祇園新地の歌蝶さんを訪ね大嘉の舞妓を紹介して貰ひ、二度ばかり写生して大急ぎで取掛りましたが、四人の人物を描くので大分手間取り、半月ばかりは毎夜一時間しか寝ません。昼夜兼行で七日の午後四時に漸く描き上げました位ですから、自分では何ができたか夢中でした。(談)
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葉山嘉樹 |
【坑夫の子】
発電所の三台のポムプは、昼夜間断なくモーターを焼く程働き続けていた。 掘鑿の坑夫は、今や昼夜兼行であった。 午前五時、午前九時、正午十二時、午後三時、午後六時には取入口から水路、発電所、堰堤と、各所から凄じい発破の轟音が起った。沢庵漬の重石程な岩石の破片が数町離れた農家の屋根を抜けて、囲炉裏へ飛び込んだ。 |
夢野久作 |
【夫人探索】
「百万円あったら、ああしよう……こうしよう」と空想していた青年中村芳夫は、思いもかけぬ 芳夫は早速数万円を投じて |
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