■このサイトに登録されている四字熟語を検索します。平仮名での検索や一文字からの検索、絞り込み検索などもできます。
道心勇猛 どうしんゆうみょう
どうしんゆうもう
どうしんゆみょう
|
作家
|
作品
|
|
【恩讐の彼方に】
市九郎は、上人の言葉をきいて、またさらに懺悔の火に心を爛らせて、当座に出家の志を定めた。彼は、上人の手によって得度して、了海と法名を呼ばれ、ひたすら仏道修行に肝胆を砕いたが、道心勇猛のために、わずか半年に足らぬ修行に、
行業は氷霜よりも皓く、朝には三密の行法を凝らし、夕には秘密念仏の安座を離れず、二行彬々として豁然智度の心萌し、天晴れの知識となりすました。彼は自分の道心が定まって、もう動かないのを自覚すると、師の坊の許しを得て、諸人救済の大願を起し、諸国雲水の旅に出たのであった。
|
- それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
- このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。
|
Last updated : 2025/04/07