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和洋折衷
わようせっちゅう |
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作家
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作品
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森鴎外 |
【鼠坂】
音羽の通まで牛車で運んで来て、鼠坂の |
島崎藤村 |
【夜明け前 第二部上】
しかし、 |
徳冨蘆花 |
【小説 不如帰】
武男が母は昔 |
岸田國士 |
【大正風俗考】
和洋折衷といふやうなことがどこまでうまく行くか、わたしは知らないが、わが国の新しい生活様式が、どうせさういふ処へ落ちつくのだらうと思つてゐる。
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岡本かの子 |
【老妓抄】
彼女が自分の |
木下杢太郎 |
【海郷風物記】
而して彼等の色彩に對する要求は之を以つて滿足せずに、汽船宿の搏風を赤く塗り、和洋折衷の鰹船の舷を群青で飾るのである。
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渡辺温 |
【或る母の話】
浅原は、智子の腕をつかんで階段をかけ上った。二階の廊下へ出ると、はげしいガスの匂が鼻をついた。そして寝室の扉には鍵が卸りていた。(――まことにお誂え向きにも、郊外風の割にガッシリした和洋折衷の建築だったのである。)
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豊島与志雄 |
【傷痕の背景】
バラックとも云ってよいほどの、粗末なアパートの、和洋折衷の室である。四角な区劃、それが、入口の控室で切取れ、押入で切取られ、下が三尺の戸棚になってる床あきで凹み、奥の室に通ずる襖、硝子戸の六尺の窓……。
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矢田津世子 |
【茶粥の記】
姑の髪はむずかしかった。びんたぼをチョッペリと出して、てっぺんに出来合いの小さなマゲをのせるのだったが、この和洋折衷のハイカラ髪は清子が嫁いで来てからの慣わしだった。
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宮本百合子 |
【農村】
町のステーションから、軒の低い町筋をすぎて、両方が田畑になってからの道は小半里、つきあたりに、有るかなしの、あまり見だてもない村役場は建って居る。和洋折衷の三階建で、役場と云うよりは「三階」と云う方が分りやすい。
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夢野久作 |
【超人鬚野博士】
その |
岡本綺堂 |
【米国の松王劇】
プログラムを観ると第三が松王で、それが今度の呼物であるということが判りました。この松王は欧洲でも上場されたことがあり、米国では |
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