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遣繰身上
やりくりしんしょう
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作家
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作品
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【桑中喜語】
女子の悋気はなほ恕すべし。男子が嫉妬こそ哀れにも浅間しき限りなれ。そもそも嫉妬は私欲の迷にして羨怨の心憤怒と化して復讐の悪意を醸す。野暮の骨頂なり。血気の少年はさて置き分別盛の男が刃物三昧無理心中なぞに至つては思案の外にして沙汰のかぎりなり。およそ森羅万象一つとして常住なるはなし。時に昼夜あり節に寒暖あるは自然の変化なり。変化に先立ちてこれが備をなさざれば
遣繰身上いかでか質の流を止めんや。夜ごと枕並ぶるおのれが女の心に気もつかで、飽かれて後に怨み、怨みて後に怒るは愚にあらずや。
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Last updated : 2024/06/28