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要害堅固
ようがいけんご |
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作家
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作品
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野上豊一郎 |
【パラティーノ】
パラティーノは謂わゆるローマの七つの山――前記の四つの山の外に、クィリナーレ、ツェリオ、アヴェンティーノ――の中で、中央に位して他の六山を三方に配置し、西側はテベレの流に臨み、しかも孤立した丘陵となってるので、最も要害堅固の城砦として役立った。
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国枝史郎 |
【正雪の遺書】
「先ず其(それがし)の方寸としては最初江戸にて事を起こし漸次駿府大阪京都と火の手を挙ぐるがよろしかろう。また甲斐国甲府の城は要害堅固にして征むるに難い。しかし某の兵法をもってすれば陥落(おとしい)れることも容易である。一手は下野(しもつけ)日光山に立籠もることも肝要でござろう。華麗を極めた東照宮を焼き立てるのも一興じゃ」それから私はなお細々と、策戦について語りました。 |
アリギエリ・ダンテ |
【神曲 LA DIVINA COMMEDIA 地獄】
一二九七年法王ボニファキウス八世軍を起してコロンナ家を攻め遂にペネストリーノ(ローマを距る約二十四哩)にあるその本城を圍むにいたれり、されどこの城はアペンニノ連峰の裾にあり要害堅固にして容易に落つべくもあらざりければ法王やがてグイードの智を借り奸計を用ゐてこれを奪へり
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吉川英治 |
【三国志 赤壁の巻】
――加うるに、今、あなたにとって、またとなき |
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