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羊質虎皮
ようしつこひ
外見は立派だが、内容が伴っていないことのたとえ。見掛け倒し。 |
作家
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作品
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【自警録】
男もこの点まで思慮が進むと、先きに述べたる宗教の訓うる趣旨に叶うてきて、深沈重厚の資と磊落雄豪の質との撞着が消えてくる。かくなると羊のようにおとなしい性と虎のごときたけき質とを兼備する人格が出るであろう。漢学者の使用する一句に、「
羊質虎皮」というのがあって、外面虎皮をかぶりて虚勢を張り、内心卑怯きわまる偽物を指す成語としてあり、
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【俗法師考】
口 ニ不 ルヲレ説 レ法羊僧と云。羊は卑き獣とす。獣中 ニ如 クレ羊 ノ、僧 ノ中に卑しと云心也。羊質など云、同心也。
されば張良が一巻の書にも、 羊質虎皮は恥也と云て、外に虎勢を成て内に羊の心あるを武士の恥辱とす。是羊を卑とする故也。
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Last updated : 2024/06/28