「近世商賈盡狂歌合」に見る |
『安楽散 』
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・原文/翻刻(歴史的仮名遣い。*変体仮名は現用に置き換え)
腹たつな〳〵〳〵
奇妙頂礼
安らくさん
はらたつな〳〵〳〵
《近世商賈盡狂歌合》
安楽散
腹たつな〳〵〳〵
奇妙頂礼
安らくさん
はらたつな〳〵〳〵
・読み下し(現代仮名遣い・漢字交じり・振り仮名)
腹立つな腹立つな腹立つな
奇妙頂礼
安楽散
腹立つな腹立つな腹立つな
《近世商賈尽狂歌合》
安楽散
あんらくさん
腹立つな腹立つな腹立つな
腹立つな腹立つな腹立つな
- 「奇妙頂礼」は、同じ音の「帰命頂礼」(頭を地につけて仏を拝するという仏教用語)をもじったもの。
《参考 》野村文紹著『世の中のくさぐさ記』に描かれた「安楽散」
『安楽散』(石塚豊芥子・近世商賈尽狂歌合)
・原文/翻刻(歴史的仮名遣い。*変体仮名は現用に置き換え)
腹たつな/\/\
奇妙頂礼
安らくさん
はらたつな/\/\
奇妙頂礼
安らくさん
はらたつな/\/\
・読み下し(現代仮名遣い・漢字交じり・振り仮名)
腹立つな 腹立つな 腹立つな
奇妙頂礼
安楽散
腹立つな 腹立つな 腹立つな
腹立つな 腹立つな 腹立つな
「
「商人尽し狂歌合」「仕出し商人尽し歌合」などとも呼ばれます。
この本のタイトルは「商売」(旧字体で「商賣」)ではなく、「商賈(しょうこ)」です。商賈は商人のこと(商売の意味にも使われる)で、この本の別名の「商人尽し狂歌合」「仕出し商人尽し歌合」でも「商人」が使われています。
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