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泡沫夢幻
ほうまつむげん
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作家
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作品
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【瀧口入道】
深草の里に老婆が物語、聞けば他事ならず、いつしか身に振りかゝる哀の露、
泡沫夢幻と悟りても、今更ら驚かれぬる世の起伏かな。樣を變へしとはそも何を觀じての發心ぞや、憂ひに死せしとはそも誰れにかけたる恨みぞ。あゝ横笛、吾れ人共に誠の道に入りし上は、影よりも淡き昔の事は問ひもせじ語りもせじ、閼伽の水汲み絶えて流れに宿す影留らず、觀經の音已みて梢にとまる響なし。いづれ業繋の身の、心と違ふ事のみぞ多かる世に、夢中に夢を喞ちて我れ何にかせん。
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Last updated : 2024/06/28