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不屈不撓
ふくつふとう |
作家
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作品
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【少年連盟】 「ドノバン、しっかりたのむよ、負けたらたいへんだ、どうだね」
ウエップはむちゅうにさけんだ。
「だいじょうぶだよ、ぼくの手並みを見ておれ」
ドノバンはどんな小さなことでも他人に負けるのがきらいであった。それだけかれは
不屈不撓の気魄をもっているのだが、ときとして負けるのがいやさにずいぶん卑劣な手段を用うることがある。
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【支倉事件】 筆者は茲に支倉の死と共に筆を擱くに際し、かくの如き至難比類なき疑獄事件に、終始一貫、不屈不撓の精神を以てよく犯罪を
剔抉し得たる庄司署長、快刀乱麻を断つ如く判決し了った宮木裁判長の英断、正道を踏んで恐れざる神戸牧師の勇を称え、尚被告の為めに献身的努力を惜まざりし能勢氏の労を多とすると共に、支倉が苦闘八年遂に第二審の判決に至らしめず、疑いを千古に残して自ら縊れ、死後尚庄司署長以下の名声を傷つくる挙に出でたる彼の妄執を憐れみ、且つ恐れるものである。
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【「揚子江」】 ホバード夫人は、「それが世界に通商をひろめて来た精神」である不屈不撓な事業熱をもっている船長イーベン・ホーレイの多難な生涯と揚子江上の荒々しい回漕事業の盛衰とをこの小説の縦糸にしているのである。
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Last updated : 2024/06/28