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無何有郷
むかゆうきょう |
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作家
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作品
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種田山頭火 |
【旅日記】
兎子君が専子君を同伴して紹介された、三人同伴で専子居へ落ちつく、兎子君は帰宅、私と専子君とはまた入浴して、そして来訪のSさんと飲みだした。今夜も酔ふて、しやべつて、書きなぐつた、湯と酒とが無何有郷に連れていつてくれた、ぐつすりねむれた。…… ノンキだね、ゼイタクだね、ホガらかだね、モツタイないね!
・波音強くして葱坊主
・道は若葉の中を鉱山へ ・けふのみちはすみれたんぽゝさきつゞいて ・すみれたんぽゝこどもらとたはむれる |
折口信夫 |
【國文學の發生(第三稿) まれびとの意義】
た。而も筆を以てせぬ漢種の人々の神仙譚が、人々の耳に觸れた多くの機會を想像する事が出來る。さうした事が、如何に、常世と仙山とを分ち難いものにしたことであらう。其上、國語では、男女の交情・關係をも「よ」と言ふ音で表した。常世が戀愛の無何有郷と言ふ風にも考へられた。浦島子譚と同系と見えるほをりの命の物語も、常世の富みと戀ひとを述べて居る。
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北村透谷 |
【松島に於て芭蕉翁を読む】
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