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無明長夜
むみょうじょうや |
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作家
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作品
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中里介山 |
【大菩薩峠 無明の巻】
明月や |
中里介山 |
【大菩薩峠 安房の国の巻】
へえ、そりゃ随分悲しい思いをしましたよ、心細い思いをしましたよ。けれども泣いたって |
三木清 |
【親鸞】
『正像末和讃』の
弥陀の本願信ずべし 本願信ずるひとはみな 摂取不捨の利益にて 無上覚をさとるなり
この一首は康元二年二月九日夜、夢告に成るものである、と親鸞はみずから記している。時に彼は八十五歳であったが、夢にこの和讃を感得したことが『正像末和讃』一帖の製作の縁由となったのである。このことは末法の自覚と浄土教の信仰とが彼においていかに密接に結びついていたかを示すものであろう。末法の自覚は罪の自覚であり、罪の自覚は弥陀の本願力による救済の自覚であった。
無明長夜の燈炬なり 智眼くらしとかなしむな 生死大海の船筏なり 罪障おもしとなげかざれ
と彼は讃詠するのである。
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