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温故知新
おんこちしん |
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作家
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作品
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直木三十五 |
【大阪を歩く】 その時分の、 |
正岡容 |
【随筆 寄席風俗】 楽屋で時々「めでたいめでたい」というような声をかけるのがひどく古風でおもしろい。続いて唐茄子がやはり知らない男と「神力万歳」というむやみに相手の真似ばかりしたがる可笑味のものを演る。理屈なしに下らなく可笑しい。温故知新というところだろう、まさしくこれなどは。
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豊島与志雄 |
【私の信条】 こういう私の性情は、失いたくなく残しておきたいものは何か、という事柄から私を縁遠くさせがちである。進歩発展という意味でではなく、時々刻々の推移変転を私はむしろ楽しむ。温故知新は私の柄にない。非常冷淡な情けない奴だとも言えるが、また、現在もしくは将来にのみ生きる喜びを感じないでもない。
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寺田寅彦 |
【科学上の骨董趣味と温故知新】 温故知新という事は科学上にも意義ある言葉である。また現代世界の科学界に対する一服の緩和剤としてこれを
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