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黄金時代
おうごんじだい |
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作家
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作品
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芥川龍之介 |
【侏儒の言葉】 この故に我我の友人知己と最も親密に交る為めには、互に利害と軽蔑とを最も完全に具えなければならぬ。これは |
徳田秋声 |
【縮図】 多分戦争でもすめば、日本の財界はすばらしい景気になり、自分のもっている不動産も |
坂口安吾 |
【戦後新人論】 話の真偽は知らないが、さる野球通の話によると、昨年、星野組の火の玉投手荒巻が東大へ入学しようとした。東大の野球部の世話役が大いによろこんで、東大野球部の黄金時代至ると、彼を大先輩の内村裕之博士のところへ連れていった。
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寺田寅彦 |
【明治三十二年頃】 事によると明治維新後の俳句の真の黄金時代はかえって明治三十年代にあったのではないかという気もするのである。もちろんこれは自分等の年輩のものの自分勝手な見方ではあろうが、こうした見方もあるいは現代の俳人に多少の参考にはなるかもしれないと思ったので思い出話のついでに拙ない
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宮本百合子 |
【三郎爺】 女房も定まり、家も出来て、彼が幸福の絶頂、まったく今から考えてみると、あのときほど、何事も順調に工合よく行ったことは、もう一生を通じてないと思われる時代にあったためか、その頃彼はよく狐に釣られ損ったり、百人の中で、見る者は一人いまいというような黒狐を見たりした。そしてそれらの事々が、彼のすぎさった黄金時代の記念として、
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