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応急手当
おうきゅうてあて |
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作家
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作品
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菊池寛 |
【私の日常道徳】 一、自分の悪評、悪い噂などを親切に伝えて呉れるのも閉口だ。自分が、それを知ったため、応急手当の出来る場合はともかく、それ以外は知らぬが仏でいたい。
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斎藤茂吉 |
【三年】 その近くの歯科をたずねると、いづれも休院か廃院の有様であった。困っていると、渋谷美竹町にある大久保歯科医院を教えてくれた人があったので、訪ねて応急手当を依頼したところが、大久保氏は特別の好意を寄せられ、義歯の割れたところを大急ぎで修繕してくれた。
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牧逸馬 |
【土から手が】 しかも、老練な産婦人科医の手によるもので、手術後間もなく絶命したものに相違ないとある。手術を誤まったのが原因だが、その時直ちに大規模に応急手当をすれば、一命を助けることは容易だった筈だと軍医は明言した。
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国枝史郎 |
【大捕物仙人壺】 張り詰めていた精神がこの時一時に弛んだと見えて、紫錦は気絶してグダグダと倒れた。それと云うので人々は二人を家の中へ舁ぎ入れた。間もなく医者が駈け付けて来て応急手当を施した。
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