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流汗淋漓
りゅうかんりんり |
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作家
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作品
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夏目漱石 |
【自転車日記】
ちらほら人が立ちどまって見る、にやにや笑って行くものがある、向うの |
宮本百合子 |
【獄中への手紙 一九三九年(昭和十四年)】
今年の夏は、例年より誰にもしのぎ難く思われるそうです。どういうわけなのかしら。ユリも申すまでもなく、実に流汗淋漓ですが、その汗をふきつつ、汗をふいていることもつい忘れるような深い真面目な、感動にみちた朝夕を迎えて居ります。 |
宮本百合子 |
【獄中への手紙 一九四〇年(昭和十五年)】
お嫁さんの方だけお土産というものをもって、そして来るのですものね。それからお盃があって、それがすんで座を改めてお祝いの席に代る間写真をとりました が、達ちゃんは流汗淋漓です、私も。坐っているのが苦しくて。殆ど気がボーッとなる位です、達ちゃんポロポロ汗を流し(足のいたいのをこらえるため)眼を キラキラさせて(これはうれしさもあり)皆にあおいで貰っています。 |
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