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粗忽千万
そこつせんばん |
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作家
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作品
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中里介山 |
【大菩薩峠 恐山の巻】
あの際、紛失したのか、或いはここを出て暫く行く間に取落しでもしたものか、いずれにしても、 |
高村光太郎 |
【気仙沼】
柳田國男先生の「雪国の春」という書物をかねて愛読していた私は粗忽千万にも気仙沼あたりに来ればもうそろそろ「金のベココ」式な遠い日本の、私等の細胞の中にしか今は無いような何かしらがまだ生きているかも知れないなどと思っていた。気仙沼には近年大火があったという。大火はほんとに業をする。
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国枝史郎 |
【娘煙術師】
一人の若衆武士が、佐久間町のほうから風のように、二人のほうへ走って来たが、美作の身体へぶつかったのであった。「無礼者めが! 粗忽千万!」 「火急の場合、お許しのほどを……」 |
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