|
■このサイトに登録されている四字熟語を検索します。平仮名での検索や一文字からの検索、絞り込み検索などもできます。
滄桑之変/滄桑の変
そうそうのへん |
|
作家
|
作品
|
---|---|
夏目漱石 |
【三四郎】 「これはハイドリオタフヒアの末節である。 |
芥川龍之介 |
【奇怪な再会】 お蓮に「 お蓮はここへ来た時よりも、一層心細い気になりながら、高い |
折口信夫 |
【翁の発生】 翁の生ひ立ちの語りは、其誕生から、其に伴ふ母の述懐を述べて、自身の醜さを誇張して笑はせます。其から、今まで生きてゐた間に、滄桑の変を幾度も見た事を言ひまして、翁の壻入りの話になるのです。壻になつた時の準備に、色々な事を習うて、種々の失敗をする、おもしろい「早物語」らしい処があります。
|
アントン・チェーホフ |
【決闘】 「現にあなたはしょっちゅう研究ばかりしている、海の奥秘を探り、強者と弱者を分類し、書物を著わし、決闘を挑んでらっしゃる。だがそのため別に世の中が変りもしない。が御覧なさい、どっかのよぼよぼ爺さんが聖霊に感じて、一言もぐもぐとやるか、或いはまたアラビヤから新しいマホメットが半月刀を振りかざし駒を飛ばして現われたら、何もかも一どきに引くり返って、ヨーロッパにはそれこそ滄桑の変が来ましょうよ。」「そうそう、補祭君、天に熊手でそう書いたったっけな。」 「仕事を伴わぬ信仰は死物だ。が、信仰を伴わぬ仕事はもっと悪い。ただ時間つぶしにしかならないんです。」 |
|