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  『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 
  「江戸時代の職業」目次 
《江戸の職業・職人・風俗 - 目次》 
五十音順目次 
建保職人歌合 
三十二番職人歌合 
職人尽歌合 
職人尽歌合 
和国諸職絵つくし 
職人尽倭画 
人倫訓蒙図彙 
今様職人尽百人一首 
彩画職人部類 
四時交加 
文鳳麁画 
職人尽絵詞 
宝船桂帆柱 
成島司直職人歌合 
商人職人振分双六 
近世流行商人狂哥絵 
近世商賈尽狂歌合 
江戸年中風俗之絵 
街頭生活者絵巻 
北斎「四季昼夜画譜」 
「晴風翁物売物貰尽」 

建保職人歌合けんぽうしょくにんうたあわせに見る、中世の職業・職人・商人

 「建保職人歌合けんぽうしょくにんうたあわせ」 
 ここで引用した「建保職人歌合」は一巻の絵巻で、国立国会図書館が所蔵し公開しているものです。この絵巻の表題には「建保職人歌合」と記されていますが、「東北院職人歌合」「建保二年東北院歌合」「東北院歌合」などとも呼ばれます。
「東北院職人歌合」の成立は14世紀前半の鎌倉後期と推定されているようですが、ここで引用した版には、「寛政」「文政」の文字が見られ、後世の写本です。ちなみに、寛政元年は1789年 [今から236年前]。文政三年は1820年[今から205年前]です。
 内容は、建保二年(1214年)の中秋十三夜に、京都東北院の念仏会ねんぶつえ に集まった職人や庶民が、貴族階級の遊びをまねて歌合を行ったという設定で様々な職業・職人などが登場します。
 このページでの「職人歌合」は、一巻の絵巻を分割して掲載しています。また、画像を明るくするために当サイト独自の色彩補正を行っており、国立国会図書館が公開している原画とは色調が違います。また、職人名、職業名は出来るだけ現代の漢字で表記するようにし、読み方も歴史的仮名遣いから現代仮名遣いにしました。
 このページでの画像は、拡大したり、マウスを乗せて天眼鏡のレンズのように拡大して見ることができます。
 *ここから下の画像は、マウスを乗せると天眼鏡のレンズのように拡大して見ることができます。
医師
医師くすし
陰陽師
陰陽師おんようじ
仏師
仏師ぶっし
経師
経師きょうじ
鍛冶
鍛冶かじ
番匠
番匠ばんじょう
※「ばんしょう」とも。大工のこと。
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刀磨
刀磨かたなとぎ
鋳物師
鋳物師いもじ・いものし
巫女
巫女みこ
盲目
【盲目】
※僧の格好で琵琶の弾奏とともに物語などを語った芸能者。ほとんどが盲目であった。琵琶法師。
深草
深草ふかくさ
※京都の深草では、古くからうわぐすりをかけない素焼の土器かわらけが作られ、「深草土器ふかくさかわらけ」と呼ばれた。絵は、深草の土器売りで、深草は土器作りをも指した。
壁塗
壁塗かべぬり
紺掻
紺掻こうかき
※紺屋(こうや)。染物屋。
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莚打
莚打むしろうち
塗師
塗師ぬし
※漆細工の職人。
檜物師
檜物師ひものし
※檜の薄板で曲げ物を作る職人。
博奕打・博打
博奕打ばくちうち
※金袋を持った博打打ちの胴元か。
舟人
舟人ふなびと
針磨
針磨はりすり
※「針磨」は、縫い針作りの職人。
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轆轤引
轆轤引ろくろひき
桂女
桂女かつらめ
大原人・大原女・小原女
【大原人】
※「大原女おはらめ」「小原女」とも。京都洛北の八瀬や大原の女性が、黒木(くろぎ)と呼ばれる薪や、炭を頭にのせて売った。
商人
商人あきびと・あきんど
海人・泉郎人・藻塩焼
海人あま
※「泉郎人」と書かれている。「海人」は「泉郎」とも書かれる。「藻塩焼」の図。

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Last updated : 2024/06/29