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「職人尽歌合」には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある呼称などがみられます。ここでは、歴史上の事実を理解することを趣旨として、そのままの形で掲載します。
職人名、職業名は出来るだけ現代の漢字で表記するようにし、読み方も歴史的仮名遣いから現代仮名遣いにしました。例えば一番の「ばんざう」は「番匠」と漢字にし、「ばんじょう」と、十三番の「あふぎうり」は「扇売」と漢字にし、「おうぎうり」としました。
このページでの「職人尽歌合」は、国立国会図書館が所蔵し公開している画像を引用していますが、歌合わせの順番を理解するために、ほとんどの画像で一丁が見開きとなるよう左右のページの入れ替えを行っており原画とは異なる部分があります。また、画像を明るくするために当サイト独自の色彩補正を行っている部分があります。
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七十一番歌合 題 月 恋 【
※「ばんしょう」とも。大工のこと。 【
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※檜の皮で家根を葺く職人。
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※漆細工の職人。
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※紺屋(こうや)。染物屋。 【
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※檜の薄板で曲げ物を作る職人。
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※点灯用の油を売る行商人。 【
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※「大原女」とも。京都洛北の八瀬や大原の女性が、黒木(くろぎ)と呼ばれる薪や、炭を頭にのせて売った。
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※牛馬を売り買いする商人。「むま」は「馬」のこと。『平安以降、「むま」と表記した例が多い(小学館・日本国語大辞典)』 【
※獣の皮を売り買いする商人。 【
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※「挽き入れ」は、大小同形の容器を重ね入れる入れ子の容器のこと。 【
※素焼きの陶器を売る者。
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※「法論味噌」は、日に干した焼味噌に香辛料を混ぜたもの。
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※双六に使う賽(さい)を作る者。「賽」は、「賽子(さいころ)」のこと。
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※火を移す時に用いる硫黄を塗った付け木と、かまどの掃除に用いられる
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