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「職人尽歌合」には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある呼称などがみられます。ここでは、歴史上の事実を理解することを趣旨として、そのままの形で掲載します。
職人名、職業名は出来るだけ現代の漢字で表記するようにし、読み方も歴史的仮名遣いから現代仮名遣いにしました。例えば一番の「番匠」の「はんさう」は「ばんじょう」と、十三番の「烏帽子折」の「ゑほしおり」は「えぼしおり」としました。
このページでの「職人尽歌合」は、国立国会図書館が所蔵し公開している画像を引用しています。このページでは、画像を明るくするために当サイト独自の色彩補正を行っており、国立国会図書館が公開している原画とは色調が違います。
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※「ばんじょう」「ばんしょう」。大工のこと。 【
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※檜の皮で家根を葺く職人。
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※漆細工の職人。
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※紺屋(こうや)。染物屋。 【
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※檜の薄板で曲げ物を作る職人。
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※点灯用の油を売る行商人。 【
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※「大原女」とも。京都洛北の八瀬や大原の女性が、黒木(くろぎ)と呼ばれる薪や、炭を頭にのせて売った。
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※牛馬を売り買いする商人。「むま」は「馬」のこと。『平安以降、「むま」と表記した例が多い(小学館・日本国語大辞典)』 【
※獣の皮を売り買いする商人。
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※「挽き入れ」は、大小同形の容器を重ね入れる入れ子の容器のこと。 【
※素焼きの陶器を売る者。
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※「法論味噌」は、日に干した焼味噌に香辛料を混ぜたもの。
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※双六に使う賽(さい)を作る者。「賽」は、「賽子(さいころ)」のこと。
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※火を移す時に用いる硫黄を塗った付け木と、かまどの掃除に用いられる
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※路傍で茶を点て、一服を一銭で売る商人。 【
※茶や薬草を煎じた飲み物を売る商人。
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※僧の格好で琵琶の弾奏とともに物語などを語った芸能者。ほとんどが盲目であった。
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※「瞽女(ごぜ)」とも。鼓、後に三味線を伴奏に唄った盲目の女芸人のこと。
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※青貝などの貝殻をすって螺鈿細工をする職人。
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※街頭で客を引く娼婦。
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※夜、辻に立って客を引く娼婦。「図子君」
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※「針磨」は、縫い針作りの職人。 【
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