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離合集散/離合聚散 りごうしゅうさん ⇒ 離合集散 ⇒ 集散離合 |
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作家
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作品
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夏目漱石 |
【三四郎】
「どうもならないのさ。だから結婚は考え物だよ。離合集散、ともに自由にならない。広田先生を見たまえ、野々宮さんを見たまえ、里見恭助君を見たまえ、ついでにぼくを見たまえ。みんな結婚をしていない。女が偉くなると、こういう独身ものがたくさんできてくる。だから社会の原則は、独身ものが、できえない程度内において、女が偉くならなくっちゃだめだね」 |
太宰治 |
【女類】
しかし、少くとも僕は、他人の夫婦の離合集散や恋愛のてんまつなどに、失敬千万な興味などを持つような、そんな下品な男でだけは無いつもりだ。じつに、なんにも、興味が無い。 |
寺田寅彦 |
【踊る線条】
レヴューでは人間の集団で作った |
木下尚江 |
【自由の使徒・島田三郎】
これ以後の政治界は、「条約励行」を楔子にして、離合集散が行われた。一方伊藤内閣と自由党と提携し、これに対して条約励行の六派(この中には先生等の改進党も、非内地雑居の大日本協会もある)が提携した。
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夢野久作 |
【鼻の表現】
更に更に一歩を進めて、この鼻の表現を研究し練磨し修養をするということが人生終極の目的と一致するものである。大は歴史の推移転変から小は個人同士の 離合集散まで、殆どこの「鼻の表現」に依って影響され支配されぬものは無いときまったら、そもそもどんな騒ぎが持上るでしょうか。 |
佐藤紅緑 |
【ああ玉杯に花うけて】
今回当局の命により本校を去り諸君とわかれることになったことは実に |
中里介山 |
【大菩薩峠 みちりやの巻】
そこで、机の上にあった兵馬の置手紙を見て、はアとうなずいたきりで、深くは念頭にとめず、やがて、御持参のこの連中は、人生の離合集散も、哀別離苦も、さのみ問題にはしていない。 |
坂口安吾 |
【街はふるさと】
青木は思わずホッとして、のぼせた頭に、血がクラクラと離合集散、彼は冷汗をふいて、冷茶をグッと一パイのみほした。 |
林不忘 |
【丹下左膳 乾雲坤竜の巻】
離合集散ただならぬ関の孫六の大小、夜泣きの刀……。 |
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