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温泉記号の変遷
= 明治・大正・昭和期に使われた地図記号 =

温泉記号や温泉マークとも呼ばれる、温泉に関する地図記号があります。
ここでは、主に明治・大正・昭和期に使われていた温泉地図記号のいくつかを見てみます。
※ 様々な図版での調査であり、現在の 2万5千分1 地形図に相当する地図での使用とは限らない。
※ 表記した「明治◯◯年」などは、現時点で初出が確認できた年。初出がさらに早い年であることも考えられる。
※ 明治期などの「図譜」「図式」などから起こしているため、形は正確ではないものもあり、また、大きさの比率も一定ではない。参考としての掲載。
※ 2023年現在で使用されている記号も参考に掲載した。
《温泉記号の変遷》
※画像の一番目に掲出した万治4年〈1661年〉の記号は、「日本最古の温泉記号」とされるもので、群馬県安中市の磯部温泉に碑が建てられている。1661年〈万治4年〉3月25日、農民の土地争いに決着を付けるため、江戸幕府から出された評決文『上野国碓氷郡上磯部村と中野谷村就野論裁断之覚』に添えられた絵図に描かれ、文書は1970年頃、公民館の土蔵から見つかったとされる。
万治 4(1661)年
嘉永 3(1850)年
慶応 3(1867)年
明治 9(1876)年
明治 11(1878)年
明治 11(1878)年
明治17(1884)年
明治 20(1887)年
明治 23(1890)年
明治 24(1891)年
明治 25(1892)年
明治 33(1900)年
明治 33(1900)年
昭和 30(1955)年
平成 14(2002)年
2023年現在
温泉場
明治25(1892)年


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Last updated : 2023/12/28